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「絵は嘘の世界だから人体とか勉強しなくてもカッコいい嘘つければ良いでしょ、あ、勉強する気はあるんだけどね。」 と言ってる人が居て驚いた、「嘘」は「真」を知ってるからこそつけるもので、知らずにつく嘘は「無知の露呈」って言うと思う。
(http://monocarky.tumblr.com/post/71363732757)
これが正しいのかどうかはわからん。それは別として、よぎるものがあった。
今の幾人かのクリエイターを俺なりに外から見るに、嘘か真実か、はたまた無知かどうかなどどうでもいいのだと思う。曰く、「楽しければそれでよし」と。
上のツイートになぞらえるなら、それは無知の露呈ではあるのだけど、所詮そんなものは外から野次ってる言葉であるわけで、当人たちは楽しいのでそれでいい、ということで。
それはいわば、「夢のなかをふわふわと漂う」ようなもので、ひどく心地いい。大抵の人もその心地よさを知ってはいるものの、「これは夢だ。このままじゃいけない」と思うようになる。しかしそう思わないでいられる人もいる、と。
もっといえば、そういう作者はプロにもアマにもいるだろうし、そういう客をターゲットにして創作しているという作者もいるだろうし。
基本的にラノベがこれに該当して、嘘でも真実でも無知でもなんでもいい、おもしろければ、売れれば、というようなものだと俺は認識している。
別に俺の近くにそこまで快楽主義的な人はいないので、これはただの雑感にすぎない。
とはいえ、外からばかりではなんにもならないので、やっぱり内からの声が聞こえない分にはどうしようもないやね。